クマザサ(熊笹)がブレンドされた青汁

青汁には様々な青物野菜が原料として使用されており、それぞれに栄養素の面を中心に魅力があります。
中でも、最近ではクマザサを用いてブレンドされている青汁が一部で出回っています。
あまり聞きなれない名前だという方が多いことでしょう。
しかし、クマザサもほかの原料と肩を並べるほどに魅力があるのです。
今回は、クマザサがブレンドされた青汁についてご紹介します。

そもそもクマザサとはイネ科ササ属に分類されており、日本では北日本の日本海側などを中心に分布しています。長さの長い葉が特徴です。

クマザサの最も大きな特徴かつ魅力となっているのが、「食物繊維が抜きんでて豊富」ということです。
どれぐらいなのかというと、なんとクマザサが含まれていない従来の青汁と比べておよそ10倍の量にもなります。
これだけ食物繊維が豊富ともなれば、便秘改善への期待もとても大きくなるといえます。
逆に、食物繊維の過剰摂取は下痢や腹痛の原因になるとされているため、「過剰摂取になるのでは?」と思われてしまってもおかしくありません。
実際には、いくらクマザサでもすぐに過剰摂取になるほどの量ではないので、下痢や腹痛などはまずならないといえます。過剰に心配する必要はないでしょう。
ただ、メーカーが定めていたり推奨している飲み方を守らずに飲みすぎてしまうと、先述のようなリスクが起きる可能性が高くなってしまいます。
飲みすぎには注意しましょう。

また、免疫力を高めるという効果もあります。
これは、食物繊維のみならずビタミン群も多く含まれているのが理由となっており、これだけのために飲んでも十分価値はあるといえます。

価格は一般的な青汁と違いはほとんどないですが、同じクマザサを用いた青汁の中では価格の幅が広くなっているため、高めの値段になっているものも一部では販売されています。

クマザサを用いた青汁による魅力的な効果はたくさんありますが、一方で「市販では手に入りにくい」というデメリットもあります。
一般的な青汁はスーパーや薬局でも販売されていますが、クマザサを含んでいるものは扱っていなかったり、扱っていても種類が少ないです。
通販での購入が主になるため、手に取って選べないことに抵抗がある方には思い通りに選べないのが問題となってしまいます。

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