青汁とアレルギー体質について

青汁は健康的な飲み物である一方で、口にするものであることから食物アレルギーへの心配をしている方も少なくないことでしょう。
アレルギーを起こしやすい体質の方であれば、その心配は尚更大きいことでしょう。
青汁はアレルギー症状は起きにくいですが、注意点として知っておくべきこともありそうです。
今回は、青汁とアレルギー体質についてご紹介します。

アレルギーといえば、その人の体質ではアレルギー症状を起こしやすい特定の食べ物を食べてしまったことにより起こる症状です。
代表的な症状は、じんましんや腫れ、かゆみなどの皮膚の症状、
くしゃみや鼻詰まり、咳などの呼吸器の症状、
腹痛や吐き気、嘔吐、下痢といった消化器の症状、
そして複数の臓器が同時にアレルギー反応を起こしてしまい、意識を失ったり最悪の場合死に至ってしまう全身性の症状の4つに分けられます。

アレルギー反応を起こしやすい食べ物といえば鶏卵や乳製品、小麦、エビなどの甲殻類が多いですが、果物類も割合としては少ないものの、それらの一つとして含まれています。

つまり青汁には野菜のみならず、メーカーや製品によっては果物も材料として使用していることから、アレルギー反応を起こす可能性はゼロとは言い切れないわけです。
そうはいっても、先述のように青汁には果物が含まれていてもごく一部であり、割合手的に含有量が少ないことと、アレルギーを起こす食べ物として占めている割合も低いことから、青汁によってアレルギー反応を起こしてしまうことはほとんどないというわけです。

逆に、青汁を飲むことによってアレルギー体質を改善できるともいわれています。
というのも、アレルギー体質になる原因というのは、体の本来の免疫機能に異常が生じることによって起こるものです。
つまり、免疫機能が安定していれば、アレルギーにはなりにくいといえます。
青汁は、人間には欠かせない食物繊維、ビタミン、ミネラルをはじめとする栄養素を過不足なく、かつバランスよく含んでいるため、継続して飲んでいけば効果の一つとして免疫力を高めることができます。
その効果により、個人差はあるもののアレルギー体質が改善される期待が持てるとされているのです。

なので、よほど果物に強く反応してしまうアレルギーを持っていない限りは、特に心配することなく青汁を飲んでアレルギー体質の改善に努めることができます。
万が一を考え、不安を抱えている方はできるだけ果物を含んでいない青汁を選ぶようにするのが好ましいでしょう。