妊婦さんに必要な葉酸を青汁で摂る

妊婦さんに必要な葉酸を青汁で摂る

妊婦さんは子供を安全に産むために、特に健康状態の良さが必要となります。
その時に中でも積極的な摂取が必要となるのが、「葉酸」です。
葉酸は納豆や枝豆、ほうれん草、かぼちゃ、ブロッコリーなどに豊富に含まれていますが、継続して摂取するにはレシピが限られ、偏食に近い状態になってしまいます。
そこで無理なく葉酸を摂取できるのが青汁なのです。
今回は、青汁に含まれている葉酸についての詳細をご紹介します。


そもそも、葉酸とは何かということから説明しましょう。
葉酸はビタミンMやビタミンB9、またはプテロイルグルタミン酸などとも呼ばれており、水溶性のビタミンの一種なのです。
では、なぜ葉酸が妊婦さんには特に必要となるのでしょうか。
それは、まだ母体内で成長している胎児の障害発生リスクを抑えるためです。
葉酸が不足すると、無能症や二分脊椎をはじめとする身体面での問題が発生しやすくなってしまいます。
なので、そうならないように葉酸が必要とされているのです。
続いて、重要な「必要摂取量」についてです。
妊娠をしていない女性の場合は0.24ミリグラム前後とされているのに対し、妊婦さんは0.44ミリグラム前後が必要となります。
2倍とまではいきませんが、明らかに差のあるこれらの数値から「いかに葉酸が胎児に必要となるか」がわかることでしょう。
この葉酸を効率良く摂取できて、胎児を障害から守ることができるのが青汁というわけですが、注意点もあります。
それは、「商品ごとに含有量が異なる」ということです。
どんな栄養素でも含有量の数値は商品ごとに異なりますが、葉酸は特に差が激しいです。
実在するいくつかの商品の比較データをもとに比較すると、0.18ミリグラムと豊富に含まれている青汁もあれば、0.01ミリグラム前後程度の青汁もあります。
さらにいえば、全くもって含まれていない青汁さえも実在しており、いかに葉酸の含有量の幅が広いかがわかるかと思います。
葉酸を青汁で過不足なく摂取するにあたって重要なのは、「情報収集」につきます。
細かな情報の一部として葉酸の含有量が記載されていることが多いので、そこを忘れることなくチェックして比べるようにするべきといえます。
大げさに聞こえるかもしれませんが、微量ながらもこういった情報収集によるしっかりとした青汁選びが、生まれてくる子供への安全性を左右しているといっても過言ではありません。
葉酸が子供の全てを握ってはいませんが、出産にあたり心配だという方はできるだけ早く青汁での葉酸の摂取を実践すると良いでしょう。
もちろん、食事の栄養バランスもないがしろにしてはいけません。

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