青汁は痛風にも効果的？

痛風といえば、足の親指に生じる激痛を症状とするもので、悩まされているというかたも少なからずいることでしょう。
病院へ行って治療を受けて治していくのが一般的ですが、食生活の改善も治していくために必要です。
食生活のバランスを良くするのに効果的なのが青汁ですが、では青汁を飲めば痛風の改善につながるのでしょうか。
実は、青汁に含まれている栄養素には痛風の原因をクリアする効果があり、改善の可能性があります。
今回は、青汁を用いた痛風の改善について、その詳細をご紹介します。

そもそも痛風の原因というのは、尿酸という物質にあります。
この尿酸というのは誰でも体内にあり、量が増えないように体外へと排出することで調節しています。
しかし尿酸の量が増えすぎてしまうと、排出がしきれなくなって血液中で結晶となり関節に沈着してしまいます。
これにより痛風の発作が起き、痛みが生じるのです。
原因は食生活のバランスが悪いことや過食、お酒の飲みすぎやストレスの溜め込みすぎなどが挙げられます。

これらの原因を抱えていると、尿酸の原因となる「プリン体」が作り出されます。

尿酸はアルカリ性の状態では溶けるようになっているため、尿をアルカリ性の傾向にできれば尿酸の排出がしやすくなります。
効果的だとされている栄養素として、ビタミン、カリウム、カルシウム、葉酸、クエン酸などがあります。
これらを含んでいる食べ物を継続して選んで摂取していくのは簡単ではないですが、青汁であれば一度に簡単に摂取することができます。
食事の際などに飲んでいけば、継続的に無理なく尿酸の十分な排出が可能になるため、結果的に痛風を改善させることができるのです。

つまり、青汁は痛風の改善には効果的といえるわけです。
青汁を飲み続けるだけでも効果的ですが、もしもお酒を日常的にたくさん飲んでいるという方は、その量をできるだけ減らすように心がけましょう。
人が摂取するものとして、特にプリン体が多く含まれているのがお酒だからです。

また、青汁によって栄養素やその含有量が異なってくるので、先述の栄養素を豊富に含んでいるかどうかを青汁選びの際には心がけるようにしましょう。

また、青汁で痛風が完治すると断言できるわけではないので、すでに重度の痛風を抱えているという方はこれまで通りの治療をないがしろにせず大切にしつつ、この青汁を用いた方法を実践するようにしましょう。