青汁とビタミンBの関係
青汁にはたくさんの栄養素が含まれており、とりわけビタミン類の知名度はとても高いものです。
ビタミンは野菜や果物から摂取できますが、現代では食の多様化により多くの人が不足気味にあります。
ビタミンはどれも健康面でプラスとなりますが、中でもビタミンB群は複数の種類があるため、万能薬のようにたくさんの効果が秘められています。
今回は、そんなビタミンBと青汁の関係についてご紹介します。
ビタミンBと青汁の関係性の強さは、青汁の含有成分を見ればわかります。
ビタミンB群には、ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸の8種類があります。
これだけの種類があるビタミンBですが、多くの青汁がこれらを含んでいます。
ナイアシンなどの直接「ビタミン」の名がついていないものは、一部ですべての種類が含まれていない場合や明記されていない場合がありますが、「ビタミンB〇(数字)」が名前のものは、基本的にどのメーカーの青汁を見てもB1からB12まで含まれています。
100%とはいえませんが、むしろ含まれていなければ良い効果がたくさんある青汁として問題視されかねないほどです。
というのも、ビタミンBには先述のようにたくさんの効果が含まれているからです。
ビタミンB1は疲労回復や精神の安定効果、ビタミンB2には肥満や糖尿病などの成人病予防効果、ビタミンB6には脂肪肝や抹消神経炎の予防効果、そしてビタミンB12には貧血や睡眠障害の予防効果などがあります。
これらはまだそれぞれの代表的な効果にすぎず、実際にはさらにたくさんの効果があります。
これだけの効果を秘めたビタミンBですが、安定して過不足なく、かつ継続して摂取する方法として最適なのが青汁です。
1ヶ月分で販売されていることが多いので管理もしやすく、2000~3000円が相場なので経済的にもそう苦しくはなりません。
ただ、青汁でビタミンB群を摂取するときに注意すべき点は、「メーカごとに含有量が異なる」という点です。
確かに多くの青汁にはビタミンB群は含まれていますが、B1からB12までそれぞれの含有量をメーカーや製品ごとに比べてみると、ミリグラム単位ではあるものの数値としては明らかに違いがあります。
そもそもビタミンB6だけ含有量を明記していないなど、すべてのビタミンBの情報がそろっていない場合もあります。
なので、ビタミンBによる効果を得たいと考えている方は、できるだけ含有量やその他の情報をしっかりとチェックするようにしましょう。