青汁を飲んだら口臭が心配...
青汁を飲んでいる方、飲んでいなくてもこれから飲もうとしている皆さんで、口臭などの影響を受けるのではと考えたことのある方はいますでしょうか。
確かに、青汁は青臭さが多少あってお世辞にも良い香りだと断言できるものではないので、口臭が心配になっても何らおかしくありません。
では、実際のところはどうなのでしょうか。
今回はその詳細をご紹介します。
早い段階で断言してしまいますが、青汁を飲むことで口臭が起きる、悪化するといったことはありません。
というのも、口臭の原因は口腔内や消化器官の異常や便秘、舌の汚れなどであり、青汁を飲んだだけでこれらの原因のどれかを抱えてしまうようになることは基本的に考えられないからです。
むしろ、青汁は口臭の改善にとても効果的なものとして知られています。
青汁に含まれている葉緑素(クロロフィル)は、虫歯や歯周病をはじめとする歯の異常を防いだり、悪玉菌の増殖を防いでいくことで口臭を改善できるというわけです。
もちろん、体の異常をきたす原因となる不規則な食事や生活を断ち切ってからでなければ、十分に青汁による口臭改善効果が見込まれない可能性があるので、「生活の質改善+青汁」という組み合わせを忘れずに実行するようにしましょう。
また、矛盾しているかのように見えますが、考え方によっては青汁の摂取で口臭が生じる場合もあります。
それは「青汁のアレンジ」です。
たいていの場合は、青汁のアレンジといえば牛乳に混ぜてみたりスムージーにしてみたりなどありますが、匂いの臭さが元々あるものでアレンジしていれば、一時的に口臭が起こる可能性もあります。
できる限り口臭を抑えたいというのであれば、匂いのある飲み物や食べ物を使った青汁のアレンジはやめておいた方が良いでしょう。
というわけで、青汁を飲むことにおいて口臭を気にする必要はありません。
むしろ、葉緑素( クロロフィル)の口臭改善効果をえることができるわけですから、できるだけ葉緑素の多く含まれた青汁を選ぶようにしましょう。
含有成分の表示欄などから確認することができます。
ただ、葉緑素が豊富に含まれているからといって、粗悪な安物の青汁を選んでしまっては、口臭の効果はあっても他の効果が薄いかもしれないので、金銭面も考えると「平均的な普通の値段かつ葉緑素が豊富」という青汁が理想といえます。