野菜不足のときは青汁で補おう
野菜の摂取はとても重要であり、成人の場合は1日350グラムが最低でも必要とされています。
これは健康的に体調を保つための量で、ボウル1杯分にもなります。
しかし、現代では多くの人がその量に届いておらず、生活習慣病をはじめとするリスクの元になっています。
その不足している野菜の栄養分を補うことができるのが青汁なのです。
今回は、その詳細についてご紹介します。
青汁には、主な原料として大麦若葉、ケール、明日葉などが挙げられます。
製品によってはクマザサも含まれていることがあります。
これらをはじめとしてできている青汁に含まれている栄養素というのが、大きく分けるとビタミン、ミネラル、食物繊維となっています。
ビタミンであれば、よく聞くビタミンCのみならず、ビタミンA、ビタミンB1、B2、B12、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKがあります。
葉酸やビオチンも基本的に含まれています。
これらは一つ一つ効果が異なり、それぞれに疲労回復や皮膚の健康保全などの複数の効果があるため、ビタミン類を複数種類摂取できているということは、たくさんの良い効果を取り入れられることになります。
ミネラルであれば、カルシウムやマグネシウム、鉄分、亜鉛、カリウム、ナトリウムのどがあります。
どれも不足してしまうと、体の成長が不十分になりがちだったり、貧血や高血圧になりがちになってしまうという問題が生じます。
食物繊維は便を軟化させたり、腸のはたらきを活発化させることによって便秘改善に一役買ってくれます。
このように、青汁には本来であればたくさんの種類のものを買いそろえてしっかり食べなければとても摂取できない量の野菜と、その栄養素が過不足なく含まれており、簡単に摂取することができる優れものです。
なので、自身の体調から野菜不足を感じるようになった場合、なんとなく野菜を食べて終わりというのでは不足状態を緩和させられませんが、青汁であれば継続して飲むだけで改善ができます。
ただ、青汁は製品によって含有しているものが異なってきます。
大麦若葉やケールが含まれているのは大前提ではありますが、それ以外の野菜や栄養素の配分が他の製品よりも多かったり少なかったり、バランスに少し偏りがあったりもするので、貧血気味なら鉄分が多く含まれているものを、といったように目的に合うものを選ぶように注意しましょう。