中性脂肪を青汁が減らしてくれる?

中性脂肪といえば、値が高ければ様々な病気を発症する原因となってしまいます。
すでに値が高くて困っているという方も多いことでしょう。
その解決策として、青汁を利用するという方法があります。
今回は、それがどういうことかお話しします。

そもそも、中性脂肪の値は基準値があり、それを超えてしまうと、肥満、糖尿病、脂質異常症、甲状腺機能低下症、肝障害などの様々な病気の原因となってしまいます。

ではなぜ中性脂肪の値が高くなるのか、その原因は多くが食生活です。
お菓子ばかりを食べていたり、糖質を多く含むような自分の好物ばかりを食べたりと、栄養バランスを考えない偏った食生活を送り続けると、中性脂肪の元である脂肪酸を溜め込みやすくなり、結果的に中性脂肪の値を高めてしまうのです。

この問題の解決策としてカギとなるのが、「水溶性食物繊維」です。
これには糖質や脂肪を体内に吸収していく作用を防ぐ効果があります。
そのため、水溶性食物繊維をたくさん摂取すれば、高い状態の中性脂肪の値を低下させることができ、先述のような中性脂肪による肥満や病気へのリスクを減らすことに繋がります。

その水溶性食物繊維を含んでいるのが青汁です。
つまり、青汁を継続して日常的に飲み続けていれば、常に中性脂肪の値を下げてくれる状態になるので、基準値内に収めていくには重要な役割をはたしてくれます。
また、これに加えて水溶性食物繊維を含んでいる食べ物を食事に取り入れるのも大切です。
その食べ物とは、納豆、きのこ類、海藻類、アボガド、こんにゃく、オクラなどがあります。
バランスのとれた食生活を送るのは健康には不可欠ですが、さらにこれらを取り入れることによって、より中性脂肪の値の健康的な維持を目指していくと良いでしょう。

ただ、注意点としては「水溶性食物繊維は過剰な摂取をしてはいけない」ということです。
どの健康面にプラスな栄養素も、過剰摂取は逆効果になりかねないですが、水溶性食物繊維も同じことです。
食物繊維なので、過剰に摂取すると下痢やミネラル不足などになるリスクが高まってしまいます。

というわけで、良かれと思ってたくさん摂取しすぎると、かえって苦しい思いをすることになりかねないので、青汁の摂取も食生活も、様変わりしたかのように、かつ依存しているかのように摂取を続けるのはよくありません。

少しずつ取り入れていくのが、無理なく安全に中性脂肪を減らしていくためには重要となります。

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