冬に飲みたい温かい青汁
冬といえば、その寒さから体が著しく冷えてしまいます。
料理であれば鍋、飲み物であればコーヒーやココアが人気ですが、温かい青汁も体を温めることができ、かつ健康維持に一役買ってくれます。
というわけで今回は、冬に飲みたい温かい青汁について、アレンジも含めてご紹介します。
温かい青汁というと、その名の通り水ではなくお湯で作った青汁のことです。
粉末タイプであればお湯で混ぜるだけ、その他の冷凍タイプなどであれば加熱するだけと、基本的に難しいような手間はかかりません。
温かい飲み物というとホットココアやコーヒーお茶が多いですが、青汁であればビタミンや食物繊維、ミネラルが豊富に含まれています。
温まりながら食物繊維の効果により便秘対策、体の内外共に健康維持のはたらきをしてくれるビタミン群、体内の健康維持をするミネラルによる効果が得られるので、まさに一石二鳥といえるわけです。
ただ、注意点もあります。
それは、お湯による高温状態では、材料である野菜に含まれている酵素が壊れてしまうということです。
酵素はダイエット効果を得られるものとして知られており、人間が生きていくのに必要不可欠なものとしても知られているものです。
ダイエットを目的として青汁を飲んでいるという方であれば、青汁に含まれている酵素が十分に摂取できないと大損ともいえるでしょう。
また、ビタミンCも熱に弱く壊れてしまいます。
市販の青汁には製造過程で加熱処理を行ったものと、そうではない非加熱処理のものがあります。
加熱処理をしたものはすでに加熱されたことがあるために、酵素がすでに少ない状態になっているため、お湯などで加熱しても酵素が大幅に少なくなるというわけではありません。
非加熱処理のものは、加熱をされたことがないために酵素が失われずに残っています。
水に混ぜて飲めばその酵素を摂取できますが、お湯で混ぜると高温状態になるため、せっかく残っていた酵素が失われてしまいます。
と、このように温かい青汁を飲むには、酵素やビタミンCが犠牲になるというのはやむを得ないわけです。
なので、ダイエット目的で青汁を飲んでいる方は、青汁を温かくして飲むのはあまり望ましくないわけです。
おすすめのアレンジは、お湯ではなく温めた牛乳と混ぜて「ホットミルク青汁」にしたり、ココアと混ぜて甘さ控えめな「ホットココア青汁」などにして、混ぜて直ぐに飲んでください。
苦味を抑えられるのもおすすめの理由です。
少しカロリーが上がってしまいますが、ハチミツなどを加えて甘味も楽しむというアレンジ方法も良いでしょう。
何を追加するにしても、カロリーオフのものが肥満防止につながるのでおすすめです。