青汁と血圧の関係性

青汁と血圧の関係性

血圧といえば、高ければ高いほど様々な病気を引き起こすリスクが高いことで知られており、年齢とともに気になる問題です。
病気を抱えることなく健康に過ごしていくには、できるだけこまめに気にしておきたいポイントでもあります。
意外なことに、すでに高い方であれば下げる効果が、現段階で平常値である方であれば高くなるのを防ぐ効果があるものとして、青汁が挙げられます。
今回は、それが一体どういうことか詳細をご紹介します。

そもそも、なぜ血圧が上がるのかをご存知でしょうか。
それは、塩分の摂りすぎという代表的な理由に加え、ストレス、運動不足、肥満、老化など、様々な理由があり、これらで当てはまるものが多ければ多いほど、そのリスクは上がりやすくなります。
中でも、塩分の摂りすぎは誰しもが味や食べ物の好みで起こりかねず、塩分が多いと知らずに摂取し続けていたということも十分にあり得ることでしょう。
本当は、先述の高血圧の原因をすべて潰していけるような努力ができれば何よりですが、それを実現・維持するためにかかる労力や時間、コストなどを考えるとあまり現実的ではなく、簡単でもありません。
そんな時に一役買ってくれるのが青汁です。
青汁にはカリウムが含まれており、このカリウムを摂取することによって体内の塩分を排出する効果が得られ、余分な塩分による血圧の上昇を防いでくれます。
また、ストレスに関しても青汁に含まれるビタミン群により、疲労回復効果が得られてストレスの蓄積を防いでくれます。
そうすることで結果的に血圧の上昇を防いでいけるのです。
それ以外にも、青汁にはダイエット効果やアンチエイジング効果などによって肥満、老化を原因とする血圧上昇も食い止める効果があるといえます。
しかし、実際には特に血圧を下げる効果があるとされるのは塩分の摂りすぎを原因とする高血圧なので、基本的には「青汁=塩分による高血圧改善効果」と考えておいた方が良いでしょう。
ただし、注意点もあります。
それは、「腎臓に問題のある人は実践してはいけない」ということです。
ここまででは青汁に含まれているカリウムがいかに効果的かがわかるように説明しましたが、実は腎臓に病気を抱えていたり、機能が不十分といった問題を抱えている人が実践すると、「高カリウム血症」になる恐れがあります。
症状は吐き気、不整脈、脱力感、筋肉のしびれなどで、これらが生じるかもしれないのです。
そうならないように、この血圧を青汁で下げる方法は行うべきではないのです。

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