青汁に含まれるポリフェノール
健康食品には、よくポリフェノールというワードが宣伝文句として挙げられています。
しかし、実際にはポリフェノールとはいったい何なのかを詳しく知っている方は少ないことでしょう。
ポリフェノールは健康面でプラスの効果をもたらしてくれりのですが、青汁にも含まれており、詳細を知っておけばさらに健康な生活を送るにあたって役立つことでしょう。
今回は、青汁に含まれるポリフェノールについてご紹介します。
そもそもポリフェノールとは、植物が光合成をする過程で生成される物質のことで、苦味をはじめとする成分のことです。
ポリフェノールには、大きな特徴として「アンチエイジング効果」があります。
言い換えれば「抗酸化作用」のことで、体内で日常的に作られる活性酸素を無毒化する作用があります。
この抗酸化作用、つまり老化を抑制する効果は完全に老化を止めるというわけではありませんが、シワやたるみといった細かな老化の特徴を改善・抑制してくれるのです。
なので、日常的にポリフェノールの摂取をしていくというのはとても重要だといえるのです。
ほかにも、動脈硬化の予防をはじめとする様々な効果がポリフェノールにはありますが、注意点としては「含んでいる飲み物ごとに効果が違う」ということです。
青汁にポリフェノールが含まれているのは確かですが、ほかにもワインやコーヒー、緑茶といった飲み物にも含まれています。
抗酸化作用が含まれているのは共通していることですが、赤ワインには心臓病予防、緑茶には血糖値の正常化などと、個性化のように効果に違いがあります。
なので、ポリフェノールで心臓病の予防ができるからと青汁を飲んでいては、その効果は得られません。
青汁の場合は、同じく含まれているビタミンCによりポリフェノールの吸収が比較的しやすいという特徴があります。
つまり、抗酸化作用を取り入れる能力が高いというわけです。
青汁にはポリフェノールが一切含まれていないというものはないといえるため、どれを選んでも摂取はできます。
しかし、先述のようにほかの飲み物に含まれるポリフェノール特有の効果を得たいのであれば、適度にその飲み物も一緒に飲むと良いでしょう。