青汁は良薬口に苦し?
皆さんは、「良薬は口に苦し」ということわざをご存知でしょうか。
「良い薬は苦いものの、その分病気にしっかりと効く」というそのままの意味ですが、「身のためになる忠告は聞きづらくても役に立つ」というような教えとしての意味もあります。
では、青汁は「良薬口に苦し」に当てはまるのでしょうか。
今回は、効果や現在の形態などから考察してご紹介します。
結論からいってしまえば、「ほとんどの場合は当てはまる」といえます。
青汁は苦いので「おいしい、もう1杯飲もう」というようになる人はほとんどいないですが、一方でたくさんの健康面でプラスとなる効果を与えてくれるからです。
代表的な効果で見てみれば、食物繊維による便秘改善効果、ミネラルやビタミンによる肌の健康維持、疲労回復効果などがあり、これでもまだごく一部にすぎません。
そんなたくさんの良い効果を取り入れるなら、本来は暴飲暴食に近いレベルでその効果をもたらす栄養素を含む食べ物を食べる必要がありますが、青汁であればたったコップ1杯で済んでしまいます。
しかも、牛乳などの他の飲み物や食べ物を使ったアレンジを加えなければ、カロリーも10カロリー程度の場合が多いので驚きです。
しかし、やはり青汁の恩恵を受けるには、たくさんの健康的な材料をミックスした独特な苦味や青臭さを乗り越えなければいけません。
だからこそ、青汁は医薬品の一部ではないため「薬」とは断言できませんが、「良薬口に苦し」ということわざに当てはまるのです。
とはいっても、すべての青汁が100%当てはまるわけではありません。
なぜなら、海外製の青汁や粗悪な青汁であれば、材料の質が悪いために期待される効果が弱かったり、農薬や人口添加物の使用によりできるだけ取り入れない方が良い成分が含まれていることが十分あり得るからです。
それではとても「良薬口に苦し」とはいえず、ただ口に苦しというところが残るだけになってしまいます。
そうならないようにするには、できるだけ相場かそれ以上の国産の青汁を選ぶのがよいでしょう。
そうすれば、ほぼ先述の効果の弱い場合や人口添加物類への心配もする必要がなくなり、継続して飲んでいくことにより「良薬口に苦し」ではありながら栄養素を過不足なく摂取することができます。
ちなみに、「良薬口に苦し」はただ単純に苦ければそれだけ比例してよいというわけではありません。
最終的には、他の購入者のレビューや含有成分そのものや含有量などから自身で判断するようにしましょう。