青汁を飲み過ぎて吐き気がした
様々な種類の野菜を用いており、数多くの栄養素を含んでいる青汁。
苦いというイメージを除けば、多くの人が健康的だというプラスの印象を持つ飲み物です。
青汁がもたらす効果もまた数多く存在しているため、飲む目的も便秘改善からダイエットまで、幅広くなっています。
しかし、飲みすぎてしまうと思わぬ危険を被ることになってしまいます。
今回は、青汁の飲みすぎにより起こる「吐き気」についてご紹介します。
吐き気が起こる原因は、「カフェイン中毒」です。
青汁のみならず、カフェインは緑茶やコーヒー、エナジードリンクなどに多く含まれています。
カフェインといえば、眠気が軽減されることから「寝る前に摂取してはいけない」や、逆に「寝てはいけないときの居眠りを防止するため」などという作用で良く知られています。
しかし、これは適切な摂取量を守っているから起きるという、程度の軽い作用です。
適切な摂取量というのは、上限である1日400ミリグラムを上回って摂取し続けてしまうと、吐き気や頭痛、動悸といった症状が起きる可能性があります。
それが深刻化して生じるのがカフェイン中毒なのです。
カフェイン中毒の主な症状は、頭痛や吐き気、息切れなどがあり、健康に気遣った生活をを送るにあたって阻害となる恐れがあります。
1日の摂取量の目安は製品ごとに異なってくるので、購入前にはしっかりとその目安を確認しておくようにしましょう。
また、青汁の質がかかわっている場合もあります。
青汁はたくさんの種類のものがパッケージ化され、そして流通しています。
質の悪いものであれば、一般的なものよりも栄養バランスなどのクオリティに直結する部分の作りがしっかりしていないことが少なからずあり、さらには保存料などの人工的な添加物も多く含まれていることがあります。
明らかに安い青汁は、こういった細かいながらも重要なところがしっかりしていない可能性が比較的高いことから、副作用などの起きるハードルも低くなってしまい、吐き気などの副作用が起きやすくなるといえます。
実際のところ、このような例はそう頻繁に見受けられるものではないですし、副作用が起きたからといって「安物だからだ」とすぐに一直線に決めつけるにも無理があるので、細かいデータなどを挙げての説明はできません。
しかし、人一倍副作用が怖いという方や、体を壊しやすい体質の方は少なからずこのことも頭の片隅に入れておいた上で、これからは青汁選びをしていくと良いでしょう。